ザ・なつやすみバンド パラード
ずっと夏休みだったらいいのに。という願いが込められた、ザ・なつやすみバンド。パラードはセカンドフルアルバム。
ザ・なつやすみバンド、メンバーは四人。
キーボード・ヴォーカル、ベース、ドラム、
そして、他ではなかなか見られない、スティールパン・トランペット担当。
スティールパンは音階のある打楽器らしい。南国っぽい音がでます。弦楽器も多用され、いろんな楽器が使用されてます。
ザ・なつやすみバンドはヴォーカルのメロディーラインがすごく良いです。
キャッチーありながら、次に来るメロディを予想しながら聴くと絶対にその通りにならないのが面白い。
また独特な展開の曲が多く、唐突に加速したり、曲の終わりだけ全く違うメロディになったり。この辺がザ・なつやすみバンドならではなのかなーと思う。
パラードと、ラプソディー、はこのアルバムの中でも結構お気に入り。組曲のように目まぐるしく変わる曲展開。パラードは、スティールパンのみずみずしい音をバックに、唐突にはじまる疾走メロディーが良いです。
ラプソディーは最後、サックスで煽られながら加速していくメロディーが聴いていてとても気持ちがいい。
ザ なつやすみバンドは、ずっと夏休みであれ。聴いた人が現実逃避ができるようなバンドでありたい、という願いをこめてつけたらしい。
s.s.w スーパーサマーウィークエンド の最後の歌詞なんて、まさにその願いそのもの。
サボりたい気持ちを何処かへ追いやって、真面目に頑張ることが当たり前な毎日ですが、ザ なつやすみバンドを聴きながらゆるく現実逃避するのも良いかも知んないです。
1. SEASONS
2. パラード
3. (春)はどこへいった?
4. めくらまし!
5. ユリイカ
6. S.S.W (スーパーサマーウィークエンダー) ~Sweet Suburbia Mix~
7. かぜまちライン
8. ラプソディー
9. 鳥は舞いおりた
10. 波
11. ファンファーレ