四人囃子 一触即発
四人囃子は日本のプログレッシブロックバンド。バンドの結成が1971年、このアルバムは1974年の作品らしく、もう少しで50周年。かなり昔のバンド。当時の演歌や歌謡曲がメインの音楽シーンで本格的なプログレを演奏しており、日本のプログレの先駆的なバンドらしい。四人囃子独特のノスタルジーな世界観のある曲たちは、今聴いても面白いしかっこいい。
バンドはギターヴォーカル、ベース、ドラム、キーボードの編成。哀愁ただようメロディーは、ヴォーカルの声と歌詞と相まって、ノスタルジックな雰囲気を作り出している。個人的にはなんとなく初期のフジファブリックに近いような感じがするので、フジファブリックが好きな人は合うかも。この2バンドで2manもしてたし。
ギターの森園さんのソロがかっこいい。「空と雲」や「おまつり」ではメロウな音色のおしゃれなソロもあり。アルバムタイトル曲、「一触即発」のイントロとアウトロでは激しい熱いソロを聴かせてくれる。感情込めたチョーキング?が熱い。かっこいい。
メンバーチェンジや活動休止を挟んで、その後再結成。2020年現在はライブも計画されていたようで、精力的に活動しているようだ。バンド結成時たしか20歳くらいだったから最初期のメンバーは70歳近いのか・・・。パワフルだ。
1. [hʌmǽbeθ]
2. 空と雲
3. おまつり(やっぱりおまつりのある街に行ったら泣いてしまった)
4. 一触即発
5. ピンポン玉の嘆き